みわよしこ

フリーランス・ライター
1963年、福岡市長浜生まれ。1990年、東京理科大学大学院修士課程(物理学専攻)修了後、電機メーカで半導体デバイスの研究・開発に10年間従事。在職中より執筆活動を開始、2000年より著述業に専念。主な守備範囲はコンピュータ全般。2004年、運動障害が発生(2007年に障害認定)したことから、社会保障・社会福祉に問題意識を向けはじめた。現在は電動車椅子を使用。東京23区西端近く、農園や竹やぶに囲まれた地域で、1匹の高齢猫と暮らす。日常雑記ブログはこちら
政策ウォッチ編・第62回
所詮は絵空事? それともリアル? 生活保護を扱ったマンガ・ドラマ・報道番組の現実味
みわよしこ
ここ数ヵ月、貧困問題や生活保護そのものを題材とした作品やTV番組が急増している。そこで今回は、それらの内容や見どころを紹介したい。現実を知る手がかりとするためには、作品のどこにどのような視線を向ければよいのだろうか?
所詮は絵空事? それともリアル? 生活保護を扱ったマンガ・ドラマ・報道番組の現実味
政策ウォッチ編・第61回
「運用は変えない」の明文化を純粋に喜んでいいのか パブコメで変わった改正生活保護法省令案
みわよしこ
厚労省は2月、改正生活保護法の運用を定める省令案を公開したが、それは生活保護申請権を侵害する可能性を含んでいた。それに対し、多くの人が問題点を指摘し、パブコメを送付した結果、4月18日、大きく内容を変更された省令が公布された。
「運用は変えない」の明文化を純粋に喜んでいいのか パブコメで変わった改正生活保護法省令案
政策ウォッチ編・第60回
安価な公営住宅は低所得層の「住」を解決できるか?米国・ニューヨーク市の悪戦苦闘の歴史に学ぶ
みわよしこ
低所得層向けの住宅政策は、社会保障を考えるときに「最重要」と言っても過言ではない。日本は1945年の敗戦以後、住宅政策の多くを米国に学んできた。その米国の低所得層向け住宅政策は、どのような変遷をたどってきたのだろうか?
安価な公営住宅は低所得層の「住」を解決できるか?米国・ニューヨーク市の悪戦苦闘の歴史に学ぶ
政策ウォッチ編・第59回
生活保護当事者の住宅扶助はいくらにすべきか アメリカに学ぶ「住」の最低基準の定め方
みわよしこ
戦後混乱期に発足した生活保護制度は、その時々に最低生活費を定めてきた。しかし「健康で文化的な最低限度の生活」に関する議論は、ほとんど行われてこなかった。では、現在開催中の生活保護基準部会は「住」についてどう議論しているのか。
生活保護当事者の住宅扶助はいくらにすべきか アメリカに学ぶ「住」の最低基準の定め方
政策ウォッチ編・第58回
当事者の「不適正受診問題」報道から読み解く生活保護にまつわるニュースの背景
みわよしこ
3月19日、会計検査院は「生活保護の実施状況についての報告書」を公開した。そのなかで、生活保護当事者による向精神薬等の重複処方の問題を取り上げているが、この問題について報道各社はどのように報じたのだろうか。
当事者の「不適正受診問題」報道から読み解く生活保護にまつわるニュースの背景
第6回
東日本大震災は世界に忘れられたのか?各国の科学者・報道関係者の発言から知る実情
みわよしこ
今年2月、シカゴで科学の祭典AAASが開催された。多様な立場で科学に関わる人々、科学を愛好する市民たちが、世界中から参加するが、震災から3年を迎えた今、彼らは、東日本大震災や福島第一原発をどのように記憶し、話題にしたのだろうか?
東日本大震災は世界に忘れられたのか?各国の科学者・報道関係者の発言から知る実情
政策ウォッチ編・第57回
このままでは当事者が“不正受給予備軍”扱いに 厚労省に有名無実化されかねない生活保護制度
みわよしこ
3月3日、厚労省は「社会・援護局関係主管課長会議」を開催した。次年度の生活保護行政が実際にどう運用されるべきかを各自治体の担当課長に伝達する会議である。改正生活保護法をめぐる「運用は変わらない」は、実現するのか会議内容から探る。
このままでは当事者が“不正受給予備軍”扱いに 厚労省に有名無実化されかねない生活保護制度
政策ウォッチ編・第56回
「運用は変えない」はやはりウソなのか?改正生活保護法・省令案から見えた厚労省の表と裏
みわよしこ
2013年12月に成立した改正生活保護法は、2014年7月1日に施行される。しかし、改正をめぐる国会質疑で再三強調された「運用は変えない」が担保されるとは言い難い。生活保護が「利用しづらくなる」方向に向かっていることは間違いない。
「運用は変えない」はやはりウソなのか?改正生活保護法・省令案から見えた厚労省の表と裏
第4回
「人が減ったのに仕事は減らない……」国立大学法人化が変えてしまった大学職員の日常
みわよしこ
2004年に国立大学が法人化されてから、2014年3月で満10年となる。国立大学法人の職員は、現在も「みなし公務員」で、基本的には公務員と同様である。しかし、東大図書館司書として勤務する職員は「人は減るけど仕事は減らない」と現状を嘆く。
「人が減ったのに仕事は減らない……」国立大学法人化が変えてしまった大学職員の日常
政策ウォッチ編・第55回
どこにでもいそうな大学生が転落していく 映画「東京難民」が描く若者の貧困のリアル
みわよしこ
2月22日公開予定の映画「東京難民」が、静かな関心を集めている。どこにでもいそうな大学生が転落していく物語で、若年層の貧困が深いリアリティをもって描かれている。原作者と監督は、この作品にどのような思いを込めたのだろうか?
どこにでもいそうな大学生が転落していく 映画「東京難民」が描く若者の貧困のリアル
政策ウォッチ編・第54回
「家賃5万3700円(東京)」は高すぎる?低すぎる?生活保護基準部会で議論された住宅扶助の行方
みわよしこ
2013年10月から再開されている生活保護基準部会で、住宅扶助に関する議論が行われている。住宅扶助は東京都で単身5万3700円(上限)となっており,過大という見方もされるが、今後、生活保護当事者の「住」はどうなっていくのだろうか。
「家賃5万3700円(東京)」は高すぎる?低すぎる?生活保護基準部会で議論された住宅扶助の行方
第3回
東大は本当に「お金持ち」なのか?財務データから見る、東京大学の懐事情
みわよしこ
日本の要として、潤沢な公的資金を投入されている日本トップの国立大学――。東京大学は、このようなイメージを持たれていることが多い。今回は、同大学の財務データを中心に、本当に東大は「お金持ち」か検証しよう。
東大は本当に「お金持ち」なのか?財務データから見る、東京大学の懐事情
政策ウォッチ編・第53回
国、他自治体も注目する釧路市自立支援の今後は?元ケースワーカーが語る生活保護制度への思い
みわよしこ
高齢化の進行、改善しない雇用、税収減少。地方都市の多くが、深刻かつ構造的な問題を抱えている。そんななかで「生活保護制度は地域の希望、受給者は地域の宝」とする釧路市の取り組みとは、どのようなものなのだろうか?
国、他自治体も注目する釧路市自立支援の今後は?元ケースワーカーが語る生活保護制度への思い
第2回
「東大はお金持ち」だから理想の研究ができるのか
みわよしこ
さまざまな場面で、「東大はお金持ちだから、あんなことができるんだ」という声を聞く。東大発の優れた研究が大きな評価を受けたとき。東大が新しい研究施設を作った時。しかし、本当に潤沢な資金だけが今の東大を作っているのだろうか。
「東大はお金持ち」だから理想の研究ができるのか
政策ウォッチ編・第52回
本当に生活保護当事者の物価は約5%下落したのか 「ありえない」基準引き下げを追及し続ける新聞記者の思い
みわよしこ
2013年1月に決定された生活扶助等の引き下げ方針に基づき、来年以降も引き下げが行われる予定になっている。今回は、そうした一連の引き下げの根拠とされた「物価下落」を疑い続けている、1人の新聞記者の思いを紹介したい。
本当に生活保護当事者の物価は約5%下落したのか 「ありえない」基準引き下げを追及し続ける新聞記者の思い
政策ウォッチ編・第51回
「リアル」を知らない政治家に動かされてよいのか?食費1ヵ月3600円の当事者が語る「生活保護リアル」
みわよしこ
2013年12月6日、混乱する国会で、生活保護法改正案・生活困窮者自立支援法案が成立した。2012年12月、自民党政権成立に「終わりです」と嘆いた生活保護当事者は、今、何を思い、どのような毎日を送っているだろうか?再び取材した。
「リアル」を知らない政治家に動かされてよいのか?食費1ヵ月3600円の当事者が語る「生活保護リアル」
政策ウォッチ編・第50回
生活保護法改正案は今国会で成立してしまうのか?人命の重みを感じさせない、衆院・厚労委での審議
みわよしこ
衆院では、生活保護法改正案・生活困窮者自立支援法案が可決され、本会議での可決を待つ状況だ。しかし、生活保護基準引き下げの根拠とされた生活扶助相当CPIは大きな問題点を抱えており、12月4日に長妻議員が強く疑問を呈した。
生活保護法改正案は今国会で成立してしまうのか?人命の重みを感じさせない、衆院・厚労委での審議
第1回
大学はなぜ、変わらなくてはならないのか?国立大学が少子化・法人化以外に抱える数々の問題
みわよしこ
少子化や大学乱立による入学志願者の減少、それに伴う経営難、国立大学の法人化、グローバル化といった問題を抱え、急速な変化を迫られている現在の大学。こうした変化のなかで、大学はこれからどのように生き残りを図っていくのだろうか。
大学はなぜ、変わらなくてはならないのか?国立大学が少子化・法人化以外に抱える数々の問題
政策ウォッチ編・第49回
生活保護法改正案は「欠陥法」!? 元ケースワーカーが語る水際作戦の恐るべき実態
みわよしこ
2013年11月13日、参院先議となっていた生活保護法改正案は、参院本会議を通過した。そこで今回は、元福祉事務所ケースワーカーに話を聞き、厚労省が繰り返し主張し、附帯決議にも盛り込まれた「運用は変わらない」の実現可能性を探る。
生活保護法改正案は「欠陥法」!? 元ケースワーカーが語る水際作戦の恐るべき実態
政策ウォッチ編・第48回
誰が「水際作戦はしない」と担保できるのか 10時間未満の審議で参院を通過した生活保護法改正案
みわよしこ
2013年11月13日、参院先議となっていた生活保護法改正案・生活困窮者自立支援法案が、参院で可決された。可決直前、参議院ではどのような議論が行われたのだろうか? それは、法案と附帯決議案にどのように反映されたのであろうか?
誰が「水際作戦はしない」と担保できるのか 10時間未満の審議で参院を通過した生活保護法改正案
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