和合亮一
最終回
2015年2月11日。福島県福島市で、除染や放射線に関して、地元で生活するさまざまな立場の人が意見交換する「ポジティブカフェ」が開かれた。最終回は、前回、前々回を踏まえて、福島県在住の詩人であり、高校の国語教師でもある和合亮一氏と、開沼博氏の対話をお送りする。

第6回
心の記録を続けることで記憶をつくりたい「結」のない福島のいまを伝え続ける【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
震災報道には、ゴールをでっち上げることで安心を求める人々の姿が象徴されている。最新刊『漂白される社会』を刊行した社会学者・開沼博と、「詩の礫」としてTwitterで言葉を紡ぎ始めた詩人・和合亮一。なぜ2人は安易な結論を求める流れに抗い続けるのか?対談最終回でその真意が語られる。

第5回
権威で後退させられた詩人としての直感 自分のモノサシで等身大の違和感を伝えたい 【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
福島のフィールドワークで注目を集め、売春島、ホームレスギャルなど「見て見ぬふり」をされる存在に迫り続ける社会学者・開沼博。そして、震災を機に、Twitterでありのままを紡ぎ始めた詩人・和合亮一。第2回は、第一人者の権威に縛られる葛藤から、裸の自分を取り戻すまでへと話は深まる。

第4回
42年間の経験では震災を語れないTwitterでありのままを紡ぐ詩人の想い【詩人・和合亮一×社会学者・開沼博】
福島のフィールドワークで注目を集め、売春島、ホームレスギャルなど「見て見ぬふり」をされる存在に迫り続ける社会学者・開沼博。そして、震災を機にそれまでの自分を捨て去り、Twitterでありのままを紡ぎ始めた詩人・和合亮一。第1回は、あの震災で生じた詩人としての葛藤へと話は深まる。
