
丸山貴宏
第16回
「妻が反対するので……」そんな理由でせっかく内定が出ても辞退したり、転職活動をあきらめたりする人が目につくようになりました。私たちはこれを「嫁ブロック」と呼んでいます。

第15回
転職先から内定をもらい、勤務先の会社へ退職の意思を表明しても強く慰留されるケースが増えています。そういうとき、“いい人”でいようとすると辞めることができなくなり、転職も断念せざるを得なくなる場合があるので注意が必要です。

第14回
採用面接で高く評価してもらったにも関わらず、いざ入社してみると周囲からの評価がいま一つ。そんな中途採用者はけっこういるものです。その原因の多くは、内定直後の候補者の決断場面にあります。躊躇すれば、一気に評価を下げるのです。

第13回
応募者が見られているのは面接の間だけではありません。採用のプロセスにおいては面接以外の場で、いわば「面接外面接」が行われているのです。では、どんな場面で面接外面接が行われているのでしょうか。

第12回
ネットを通じて簡単に応募できるようになったせいか、志望動機の形成がなされないまま面接を受ける人が増えています。そのため、面接の場に「とりあえず様子を見に来ました」という態度の人も増えましたが、そういう人は絶対に受かりません。

第11回
これを言ったら絶対に落ちる!面接官がカチンとくるNGワード
私がキャリアコンサルタントとして、経営者として面接で転職希望者と接するとき、もっともカチンとくるのが「コミュニケーション力に自信があります!」「私は参謀タイプ」という言葉です。でも最近、これを言う人が結構多いのです。

第10回
「人間は第一印象が大事」とよく言われます。もちろん面接でも第一印象は非常に大切ですが、これだけで採用が決まることはありません。それ以上に採否に影響を与えるのが「第二印象」です。私が命名しました(笑)。

第9回
面接官は面接のプロなので、その場しのぎの取り繕いをしても、まずうまくいかないと思ったほうがよいでしょう。そこで私は面接を控えた男性の候補者にこうアドバイスしています。「面接ではパンツを脱いでください!」……と。

第8回
面接でたまに見かけるのが、こちらが頼んでいないのに「最後にアピールしていいですか」と言い出す人です。応募者の方からそう申し出られれば「どうぞ」とは言いますが、正直面接官は話を聞いてはいません。

第7回
私たちの会社では企業と応募者の面接が終わった日に、必ず応募者に連絡をとって感触を聞きます。そのとき、「とてもうまくいきました。私が思っていることは全部お話できたので」といった返答をいただくと、一抹の不安がよぎります。

第6回
企業の面接を受けることになったら、転職エージェントに確認しておくべきことがあります。それが、企業の人材募集の「ウラ側」と面接での「地雷ワード」です。もしそれを知らなければ、一発で不合格になってしまう可能性があります。

第5回
35歳前後の転職希望者であれば、若手の転職希望者と比べ、それほどおかしな事態は生じません。しかし、たまにご自身の立場を勘違いした「迷言」を聞かされ、苦笑したりイラッとすることがあります。今回は迷言のパターンを分類し、その背景を考察します。

第4回
インターネットが普及する前後を比べると、転職希望者の方の職務経歴書の書き方は圧倒的に上手になりました。しかし全体のレベルが上がったため、さらにもう一段レベルの高い職務経歴書を書かなければ他の人と差を付けられないということでもあります。

第3回
自分に合った職場を探すには、情報収集が必要です。そして、ロジカルな判断とともに、五感も大切です。ただし、転職先を探すのにとても有効な方法なのに、なぜか多くの転職希望者があまりやっていないことがあります。それはどんな方法でしょうか。

第2回
転職の成否を左右する大きなポイントの1つに「タイミング」があります。キャリアの中では転職に向いている時、向いていない時があり、判断を間違える人が非常に多いのが現状です。では例えば、今の職場に不満があるから転職したい場合はどうでしょうか。

第1回
「35歳転職限界説」という話が世の中に流布しています。しかし、転職の現場では以前からそんな事実はありません。ただし、「じゃあ私も転職先を探してみよう」と安易に考えるのは早計です。実際には「転職に向いていない方」が少なくないからです。
