
佐々木大輔
第11回
かつてアメリカと日本でソフトウェア産業の明暗を分けたのも、グーグルに出戻りが多いのも、根底には同じ問題がある。それは変化に強い組織かどうかを見極めるバロメーターになるだろう。個人も組織も変化に強くなる「働き方」について考える。

第10回
ダイバーシティを生かす組織づくりとは、実際にどういうものなのか。実は、開成中学校やグーグルなどの強い教育機関・企業には、ダイバーシティが自然と根付いている。お互いを知るためのコミュニケーションは、我々が考えているよりも重要なのである。

第9回
未知の領域や新しい分野であっても、臆することなく飛び込んで、めきめき実力を発揮する人材が自然と集まってくる。そんな「採用力が高い」組織には、どんな理由があるのか。自分の体験を踏まえて一考したい。

第8回
はっきり言ってこれからの時代、AIに仕事は奪われない。ただ、いつまでも「通用する人材」でいるためには、「変化に強い人材」である必要がある。では、「変化に強い人材」とはどういう人を指すのか、どうすればなれるのか。そのキャリアパスを考える。

第7回
フィードバックは、「あのときの話はこういうことだったのか」と何年も経ってから部下の腑に落ちても遅い。メンバーの成長を強力にバックアップするためにも、マネジャーはその都度、相手の腑に落ちる「意味のあるフィードバック」をする必要がある。

第6回
時代の変化とともに価値観が大きく変化する学生が増えるなか、これまでの「会社都合」のやり方では、イノベーションをリードするような人材を獲得するのは難しい。新卒がいち早く活躍できる企業であるために、必要なマインドセットについて考えよう。

第5回
壁にぶつかって伸び悩んでいたチームが、あるときメキメキ成果を出す。こうしたブレイクスルーの裏側には、縁の下の力持ちである「一流のマネジャー」がいることが多い。では、「一流のマネジャー」はどんな考え方でマネジメントを行っているのか。

第4回
良好な人間関係を組織全体でつくり上げるには、意識と時間、覚悟がそれなりに必要だ。ショートカットはなかなか難しい。強いチームをつくるには、実は「非効率なこと」に時間を使うことが近道となる。グーグルでも実践しているその方法を紹介しよう。

第3回
長く楽しく頑張れる「ワクワクできる組織」には、いくつか条件がある。ワクワクし続けられる組織では、アンラーン(脱学習)がキーワードになる。そうした試みの1つとして、クラウド会計ソフトのfreeeではおびただしい数の「独自用語」を使っている。

第2回
今や「外向的だからリーダーに向く。内向的だからリーダーには向かない」などという時代ではない。従来のリーダーシップの価値観を捨てられない組織は、行き詰まるだろう。時代の変化によって、むしろ内向的なリーダーの活躍に注目が集まっているのだ。

第1回
あらゆる産業や組織で「働き方改革」が叫ばれているが、果たして「より強い組織になるため」の本質的な改革は進んでいるだろうか。社員が「ずっと働きたい」と思える環境をつくれるかどうかは、組織がムーブメントであるかどうかにかかっている。
