2020.7.17 豪雨をもたらす「第5の季節」梅雨、暮らしを守る気象予報関連銘柄 日本では、春から夏の移行期(5月から7月)に雨期(梅雨)が訪れるため、梅雨は約40日間に及ぶ「第5の季節」と呼ばれている。梅雨は嫌われがちだが、農作物にとって恵みの雨でもあり、貴重な水資源をもたらす大切な時期でもある。梅雨が発生するメ…
2020.6.16 コロナ予防にヨーグルトが効く!?乳酸菌で注目のプロバイオティクス銘柄 新型コロナウイルスの感染者は、完全に終息したわけではない。また在宅ワークの機会も増え、運動不足になりがちだ。運動不足の解消と、感染症に備えた自己免疫力の強化に対する注目度が高まり、乳酸菌を多く含むヨーグルトが見直されている。ブルガ…
2020.5.15 「トヨタ生産方式」がコロナで止まった世界経済を目覚めさせる理由 トヨタ自動車の2020年3月期決算では、売上高、営業利益はともに前年割れ。ただし今期見通しでは営業黒字を確保するとした。長年の原価低減がここで生きた格好だ。これは「トヨタ生産方式」と呼ばれる独自の生産システムによるもの。リーマン・ショ…
2020.4.21 コロナ禍で注目される「空気の流れ」、クリーンルーム銘柄の有望度とは 新型コロナウイルスが猛威を奮っている。ウイルスは細菌や真菌などの微生物と違い、細胞壁や細胞膜、細胞質、核などの構造体を持たず、大きさは0.02~0.3マイクロメートル(μm)と著しく小さな微生物だ。ウイルスほど小さい微粒子は、気流に乗って…
2020.3.20 東日本大震災前後で5倍に増えた中規模地震、タダではなくなった安全 東日本大震災から9年目を迎えるが、日本の大分部の活断層は東日本地震をきっかけに活発に動き出す時期に入ったとみられ、震災前後でマグニチュード3~6までの地震の数は5倍に増えた。「水と安全はタダ」ではなくなっている。
2020.2.21 日本に残された未開拓市場、農業における生産性向上のカギとは 海外では和食ブームが続いており、日本の農産物輸出は7年連続で史上最高を更新。農業参入への規制緩和、法人化、農地バンクなどによって企業サイドにも農業が有望なビジネスとして映っている。地方都市では私鉄、ガス会社、スーパーマーケット、エ…
2020.1.18 「磁石」が温暖化防止の切り札に?先端テクノロジーで注目される銘柄とは 地球温暖化を防止する切り札として、磁石が新しいエネルギーの創出や省エネ化に大きな役割を果たすようになっている。電気製品による電気エネルギーの消費を抑えるためには、モーターの効率向上が必要だが、それには磁石の性能向上が不可欠となる。…
2019.12.20 ノーベル賞確実のゲノム編集技術も登場、難病と闘う遺伝子治療企業のいま クリスパー・キャス9は、第3世代のゲノム編集の技術とされており、2012~13年ごろに技術的に確立された。クリスパー・キャス9による遺伝子の改変は、極めて有効であることが実証された。まだ研究途上の科学技術だが、数々の研究成果は人類の到達点…
2019.11.20 「インフルエンザ」恐怖の感染力、大流行で注目される銘柄とは 日本では、インフルエンザは例年11月下旬ごろから流行し始め、翌年の1月から2月にかけて患者数がピークを迎えるが、今年はかなり早い段階から流行が始まっている。インフルエンザは毎年、数百万人の規模で患者を出しており、間接的な原因も含めると…
2019.10.17 二酸化炭素削減の決め手「人工光合成」を日本がリードする可能性 異常な猛暑、冷夏、干ばつ、集中豪雨など自然災害は大規模化している。原因は、化石燃料由来の二酸化炭素による温室効果だ。石油に由来するエネルギー需要が今後も増していきそうななか、代替えエネルギーとして注目されるのが人工光合成だ。
2019.9.18 アポロ11号の月着陸から50年、超進化を続ける「宇宙ビジネス銘柄」とは 宇宙ベンチャー「スペースX」の出現など、宇宙に係るマーケット(宇宙ビジネス)が急拡大している。宇宙ビジネス拡大の背景には打ち上げコストの急速な低下があり、使用後ロケットの再利用や周回衛星の小型化といったコスト削減策が普及している。…
2019.8.22 中国発「プラごみ」大流出時代に、日本企業が最後の防波堤と目されるワケ マイクロ・プラスチックごみや資源ごみが世界的に問題化している。中国が一昨年、資源ごみや廃棄物の輸入禁止措置に踏み切ったことで、だぶついたプラスチックがアジア諸国から一気に海洋へ流れ出しているためだ。今後、プラスチックごみはマレーシ…
2019.7.18 ネットフリックスが過去最高値に接近、コンテンツメディア「新戦国時代」 スマホで動画を楽しむユーザーは着実に増えている。民間企業の調査によると、有料動画配信サービス利用者の7割近くが「リアルタイムのTV番組」を視聴しており、NHKの参入などでネットを経由した動画配信は、これまで以上に急速な広がりを見せること…
2019.6.17 株価から見える第四次産業革命、AI関連銘柄から目が離せない 我々が暮らす現代社会は「第四次産業革命」に突入している。時価総額で20兆円を超えるトヨタ株が下げる一方で、AI銘柄のHEROZが上昇を続けるように、時代が大きく変わるとき、最初に見られるのは株価の動きだ。第四次産業革命によって地域コミュニ…
2019.5.17 視界不良が続く日本景気の起爆剤、デジタルトランスフォーメーションとは GWの大型連休を挟んで、日経平均株価は7日間の続落を記録した。不調の理由は、米中貿易摩擦の再燃や、日本景気の急速な悪化だ。企業は次々と設備投資を控え始めた。そんな空気を打ち破る起爆剤になりそうな分野が、デジタルトランスフォーメーショ…
2019.4.15 「MaaS」とは何か?日本の課題を解消する巨大技術革新の胎動 最近、「MaaS(マース)」という言葉を耳にすることはないだろうか。令和元年は通信業界における「5G元年」であるが、同時に「MaaS(マース)元年」でもある。世界規模の巨大な技術革新の動きが始まっているのだ。その全容をわかりやすく解説しよう…