地球温暖化防止、新エネルギー創出
などで注目される磁石
最近、磁石が地球温暖化を防止する切り札として注目されています。磁石は新しいエネルギーの創出や省エネ化に大きな役割を果たすようになっています。
電気自動車は「電池、インバーター、モーター」が3つの要素技術とされており、中でも電池とモーターはカギを握っています。
モーターは、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する装置、もしくは、電気エネルギーを運動エネルギーに変換する装置です。モーターは、私たちの身の回りの電気製品に使われており、モーターなしの暮らしは考えられません。
電気製品による電気エネルギーの消費を少なくするには、モーターの効率を向上させることが極めて重要です。効率の良いモーターを開発することによって、電気の使用量を減らすことができ、発電に用いられる化石燃料の消費にも大きく影響します。
モーターには必ず磁石が使用されています。このため、モーターの効率を向上させるには、磁石の性能が向上することが必要とされ、最終的にはエネルギー消費の抑制につながります。