岡田光信

アストロスケール創業者兼CEO

1973年、兵庫県神戸市生まれ。高校1年生時に、NASAのスペースキャンプに参加し、毛利衛宇宙飛行士から「宇宙は君達の活躍するところ」という手書きのメッセージをもらう。1995年、東京大学農学部卒業。1997年、大蔵省(現財務省)主計局に入省。2001年、パデュー大学クラナートMBA取得。同年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。2004年、ターボリナックス(Turbolinux)CFOに就任し、東京、北京、デリーを拠点に活動する。一時的な金融機関勤務を経て、2009年、携帯電話の通信インフラ・サービスを手掛けるSUGAOを創業、前職と合わせて約10年間、ITビジネスに携わる。2012年には、シニア向けお手伝いサービス「まごころサポート」を行う介護事業会社MIKAWAYA21を共同創業。
2013年、40歳の節目の年に、かつての夢である宇宙ビジネスに乗り出すことをついに決意。宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去という「誰かがやらないといけないけれど、国、企業、NASAやJAXAの誰もができなかった問題」の解決を目的とした宇宙ベンチャー、アストロスケール(Astroscale)を創業。世界中を飛び回り、研究開発、資金調達、ビジネスモデルの構築など、従来の宇宙産業にはなかったスピードで課題解決に向けて突き進んでいる。
英国王立航空協会フェロー(FRAeS)、国際宇宙連盟(IAF)委員、世界経済フォーラム(ダボス会議)宇宙評議会委員等を兼務。Forbes JAPANが選ぶ「日本の起業家ランキング2019」第1位、世界経済フォーラムテクノロジーパイオニア賞2017など、受賞多数。また、アストロスケールの事業モデルは、ハーバード・ビジネス・スクールの教材として2回選出されている。
著書に『宇宙起業家』(KADOKAWA、電子書籍のみの販売)がある。

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