和田徹

元キリンビール商品開発プロジェクトリーダー

スプリングバレーブルワリー ファウンダー(前社長)
元キリンビール(株)エグゼクティブ・フェロー
1961年新潟県小千谷市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。学生時代、AIなどのコンピュータープログラミングの未知なる世界にハマりつつも、洋酒・ワインの彩り豊かで奥深い世界とライフスタイルに魅せられ、85年キリン・シーグラム(株)に入社。
4年間の営業経験の後、マーケティング部でウイスキー、スピリッツなどのマーケティング、新商品開発に携わる。斬新でスタイリッシュな商品で世の中を驚かせようと果敢にチャレンジするも、ほとんどの商品が全く売れず。営業時代を含め、ヒットとは一切無縁の12年間を過ごす。転機は97年。キリンビール(株)マーケティング部商品開発研究所で、同社初の発泡酒「麒麟淡麗〈生〉」を開発、史上空前のヒット商品に。2000年にはチューハイ市場参入プロジェクトのリーダーとなり「キリンチューハイ氷結」の開発を指揮し、大ヒット。その後シリーズを拡充。立て続けにヒットとなる。07年、キリン創業100周年プロジェクト「キリン・ザ・ゴールド」の開発を任されるも失敗に終わり、ビールよりも苦い思い出を残す。その後、飲酒運転やアルコールによる事件・事故を完全にゼロにしたいという強い想いから、世界初の完全ノンアルコールビール「キリンフリー」を開発。世界的なノンアルコール市場(0.0%市場)創造の火付け役となる。
11年、クラフトビール市場をつくり変える社内ベンチャー「スプリングバレーブルワリー」プロジェクトを立ち上げ、スプリングバレーブルワリーの代表取締役社長に就任。クラフトビール事業と飲料・食品業界の「クラフト」市場の飛躍的拡大をリード。東京・代官山、横浜、京都などに店舗を展開。現在は同社を退職。2020年、NPO政策塾「一新塾」卒塾(45期生)。現在は「0→1(ゼロイチ)」の市場創造・イノベーションの知見を活かし、商品づくりコンサルタントとして活動中。「For the Planet Inc.(フォー・ザ・プラネット合同会社)」を創設、代表を務める。生涯のビジョンである「世界平和」や地球環境保全、より良い社会を実現する新たなプラットフォーム構築を鋭意画策中。本書が初の著書。

「氷結」「スプリングバレーブルワリー」開発担当者が明かす!「ヒット商品」連発のネーミング必勝法とは?

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