吉田拓史
【5分で解説】ChatGPTを生んだOpenAIのCEO「電撃解任→復帰劇」とは何だったのか?
ChatGPTを開発し、現在の生成AIブームを起こした米国のベンチャー企業、OpenAI。今月、そのOpenAIの創業者であり、ChatGPTを生み出したサム・アルトマンCEOが、突然、取締役会から解任されるという“事件”があった。OpenAIを追われたアルトマンはマイクロソフトに入社するとX(旧Twitter)に投稿したが、その後1週間足らずでCEOに復帰することになった。シリコンバレーだけでなく世界が驚いたこの事態。いったい何が起きたのか?なぜアルトマンは自分の会社を追われる事態になったのか?経緯と背景を解説する。

昨年12月に公開された生成系AI「ChatGPT」は、たった3カ月で1億ユーザーを達成。テクノロジーに詳しい人の間で大ブームとなっている。これまで他にも言語AIはさまざまあったのに、なぜChatGPTはこれほど大きな話題となっているのか。また、ChatGPTの台頭に危機感を強めているのがGoogleである。ChatGPTの意義とビジネスモデル、そしてGoogleの危機感について解説する。
