確かに、家で夕食を摂れるときには火曜日の夕食のように“刺身、もずく酢、納豆”などと一般的に健康的といわれるものが並んでいます。

 しかし、食事のバランスとしてみると“緑のもの”、つまり野菜を足してほしいところです。野菜を足す、というとハードルが高そうですが、一切、包丁を使いたくない方であればコンビニのカット野菜でも構いません。少し手間をかけても、割安になるほうがいい、という方であればキャベツや大根のように青菜よりは少し日持ちするものを常備しておくといいでしょう。

 そして、週末くらいは料理してもいい、という方は、日曜日の夜に多めの具材を買って水炊きや寄せ鍋のようなシンプルな味付けのお鍋の料理をするのがおすすめです。残ったものに味噌を溶き入れてお味噌汁にしてしまえば、平日の朝や夜に毎日1杯分ずつ飲めるくらいの量ができますし、生野菜よりもかさが減る分、ダイエットには欠かせない食物繊維を多く摂ることもできます。

出されたコーヒーは
ブラックで飲むべし

 また、Aさんの場合は、食事記録には書かれていない、つまり、“本人が意識していない摂取カロリー”が多くありました。

 それは、営業先や喫茶店での飲み物です。元々はコーヒーをブラックで飲むことが多かったそうですが、添えられるミルクと砂糖を全て使用していたのです。多いときにはそれが1日に4回も続いていました。理由を聞くと、ブラックを何杯も飲むと胃が疲れる気がするのと、次の食事がいつ摂れるかわからないときにミルクと砂糖を入れることで少し腹持ちをよくしているということでした。しかし、それだけ飲めば、知らないうちにお茶碗に軽く1杯分(180kcal程度)のカロリーを摂っていることになります。出されたミルクと砂糖を遠慮しても失礼にはならないので、これは摂らないようにしたいところです。

 そして、欲をいえば…になりますが、接待時に飲食したものを「たくさん」「いろいろ」ではなく、記憶できるレベルに保てるといいでしょう。お客様をおもてなしする場ですから、自分のことを考えて飲食するわけにはいきませんが、お酒の杯をカウントできるくらいの冷静さを維持しても悪くはないと思います。