教育・受験 最前線#8Photo:PIXTA

女子大学の共学化や募集停止が相次いでいる。では、東の津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学、西の京都女子大学、同志社女子大学、神戸女学院大学という東西の「女子大御三家」は今後どうするのか。連載『教育・受験 最前線』では、最新決算から女子大御三家の“未来予想図”を描いた。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

偏差値下落の「女子大御三家」は
稼げているのか?

「女子大離れ」の時代に入り、女子大学の共学化や募集停止が相次いでいる。名門校であっても例外ではない。

 では、東の津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学、西の京都女子大学、同志社女子大学、神戸女学院大学という東西の「女子大御三家」は今後どうするのか。親世代の時代に高かった入試偏差値は今、大幅に下落している。

 学校を運営する学校法人の2024年度決算が続々と公開されている。この最新決算は、東西それぞれの女子大御三家の将来を示唆している。

 津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学、京都女子大学、同志社女子大学、神戸女学院大学を運営する各学校法人は稼げているのか。次ページでは、女子大御三家を運営する6学校法人の最新決算から“未来予想図”を描いた。