第一印象から、面接官は想像する。
「この人はどういう人なのか?」

 背筋も伸び、しっかりした表情で入室した男子学生。

 さて、面接官はどんな印象を持っただろうか?

 

 では、次の写真と見比べて欲しい。

前の写真と比べると 違いは一目瞭然。
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 すぐにわかったと思うが、前ページの写真はドアを開けてそのまま入室している。一方、こちらの写真では、お尻を向けないよう気をつけながらドアに手を添えて閉めて入室している。

 面接官の印象、もうわかったと思う。

 この写真の学生については「きちんとした学生」という印象を持つだろう。大人と対面する際のマナーもわきまえていると思うはずだ。これが、「見た目」の違い、第一印象の違い、面接結果の違いにつながるのだ。仮にこの2人のうち1人だけ採用となれば、後者、この写真の学生のほうを採用するであろう。

 つまり「見た目」はその人の人となりを表しているもの。その人が「どんな人なのか」を表現しているもの。だから「見た目」は「中身」と同じように大切だと言いたいのだ。第一印象のちょっとした差が、大きな差になってしまうこともあるというのが、わかっていただけたと思う。

 他の例も紹介しよう。