「これからは誘われたら、断らない」とブログに決意表明

 私は思い立ち、脳生理学と心理学を学び始めてから書いていたブログにこう書いた。

「これからは誘われたら、断らない」

 腹をくくったのだ。飲み会に誘われたら、がんばって自己紹介するぞ! そんな意気込みをもって書いた。

 でも、それを書いてすぐ声がかかったのは、飲み会ではなく、なんと講演の依頼だった!! ブログを読んでくれたある高校の先生から、「ブログに書いてあるようなことを講演してほしい」という驚きのオファーに、私の脳は全力で断る理由を探した。

 でも、ブログに書いた「断らない」という言葉のパワーは思った以上に強力で、結局、断れなかった。しかも、本番は10日後だった。

 5人の前でもしゃべれないというのに、その初めての講演会の聴衆は100人(生徒50名、保護者50名)で、1時間も自己変革や感謝力について話さなくてはならないらしい。ガクガクブルブルルルルル。

 絶体絶命とはこのことだ。もう逃げられない。もしこのまま当日を迎えてしまったら、ステージに上がる前に泡を吹いて倒れてしまうかもしれない。もうやるしかない。やるしか。