理想のチーム人数は「ピザ2枚」分
大人数のチームでなくても、リーダーが最良のアイデアを選ぶというトップダウンのチームもある。
しかし、チームリーダーに全員の声を吸い上げるスキルがなければ、真のコラボレーションが進むことはなく、チームの全員が等しく意思決定の過程に貢献したり参加したりする力を与えられたとは感じられなくなる。
結局は、少数の人たちだけが積極的にイノベーションを起こし、残りの人たちはただそれに追随するだけになる。
チームが大きくなればなるほど、イノベーションのプロセスに関わる人の割合は少なくなる。
それならイノベーションのチームを作る理由はない。
構造がどうであれ、全員が積極的にイノベーションのプロセスに貢献でき、意思決定に参加できるようなチームが理想だ。
僕が憧れるアマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスは、これを「ピザ2枚の法則」と呼んでいる。
つまり、ピザ2枚でお腹がいっぱいになれる人数でなければ、チームが大きすぎるということだ。
僕はピザ半分でお腹がいっぱいになるので、4人いればいい。