ずっとそばにいたい
と思わせるオーラ

片平:「それってきっと、志麻さん自身がお客さんの心を思って料理することをイキイキ楽しまれているからなのかも。その瞬間が輝いているから」
記者:「キッチンで輝いている。志麻さんの料理姿って、ずっとそばにいたいと思わせるオーラが漂っているんですよね。私も処女作を作っている時、志麻さんの横に立ってノート片手にメモしていましたね。何か心地いいんです」
片平:「その気持ちわかります。志麻さんってなにやるのも自然体。鍋を洗うという目的がある場合、そのついでに、自然にほかの洗い物やゴミをまとめるとか、同時にやっている。あれはきっと、レストランでプロとして鍛えられた動きなんでしょうね。体に染み込んでいる」