志麻さんへのラストメッセージ
編集:「いいお話です。最後に、大活躍の志麻さんへ、メッセージをいただけますでしょうか」
押切:「はい。志麻さんの料理を食べると幸せになります。やさしくなれるし、癒されます。食べているだけで、主婦ってがんばりすぎなくていいんだな。料理がそんなに辛いなら、誰かにやってもらえばいいんだなと再確認できました。家族ぐるみで志麻さんとおつきあいさせていただくうちに、他人だけど家族のような不思議な関係ができました。それがとても嬉しい。仕事をしながら育児をしていると、常に負い目や罪悪感のようなものがあるかもしれません。でも、私は思い切って、料理の部分は志麻さんに頼りきりました。そして仕事も全力集中。育児も全力集中。すると、家族が笑顔になりました。少しでも美味しいごはんが食卓にあると、みんなが笑顔でいる時間が増える。それが、子どもにとっても大人にとっても本当に有難い。心から感謝しています。志麻さん、ありがとうございます。お体に気をつけてますますご活躍ください、と言いたいですね」
編集:「すごく気持ちのこもった、素敵なお言葉をありがとうございました。4回にわたり、気づきの多いエピソードをお聞きして、私自身も感化されました。本当にありがとうございました!」
彩りあざやかで、冷蔵庫の少ない食材でできる志麻さん「プレミアムレシピ」の数々は、連載第1回を、ぜひご覧いただければと思います。