何かと話題となるトランプ大統領の強烈なキャラ。これを形成づける要因の1つにトランプ大統領の「毒舌」があります。ただし、トランプ流の毒舌は以前から評判が悪く、「教養のない人間」と見下し毛嫌いする人も大勢います。一方、同じ毒舌でもオバマ前大統領には知的なイメージがありました。国内ではビートたけしさんも毒舌キャラですが、たけしさんには知的なイメージが形成されています。今回は『1秒で気のきいた一言が出るハリウッド流すごい会話術』の中から、この差が生まれる要因を解説し、知的ユーモアを言えるようになる秘訣を紹介します。
「知的で面白い」キャラは
人生でトクだらけ!
面白いトークをする人には色々なタイプがあります。例えば、おバカキャラで面白い人、下ネタが得意な人、知的で面白い人など様々です。その中で、やはりビジネスマンは、『知的で面白い人』になるのが圧倒的に得と言えるでしょう。
そこで、知的で面白い人とは、一体何なのかを考えてみます。例えば、お笑い芸人の中でも、ビートたけしさん、爆笑問題の太田光さんに対して知的な印象を持っている人が多くいます。なぜなら、両名ともニュースなどに頻繁に登場する「時事キーワード」で笑いを取るのが上手だからです。
時事キーワードを駆使した冗談を言うには、常に世の中の動向に向けてアンテナを張っている事、ニュースを理解する事と、独自の意見を持つ事が不可欠です。だから、世間の人は時事キーワードを多用した冗談を言う人に、「世の中の事が分かっている!」と、知的なイメージを抱くのです。