「本当は褒められたい」という
本音が透ける自虐ネタは最悪!
この術で、注意しなければならない事があります。それは、「自虐ネタ」を言っているように見せかけて、自慢話をしてしまう人が多い事です。
例えば、世間的に見ると明らかにいい容姿をしているのに、やたら自分を不細工だと言い張る人などです。こういう人の自虐ネタは、全く笑いを生みません。
ですから、もちろん、自分を低いポジションにする事も出来ませんし、周りから親しみやすいと思われる事もありません。むしろ、単純に「嫌味な人」だと思われる可能性が高いでしょう。
そうなってしまう理由は、その人の「自虐ネタ」のゴールが、「そんな事ないじゃないですか!」と言われ、褒められる事になってしまっているからです。そうなっている人は、発想の転換をしてください。あるべき、自虐ネタのゴールは、「笑いが生まれる事」です。だから、本当の自他共に明らかな、リアルなコンプレックスをネタにして笑いを取るようにしましょう。