「1人で過ごすのは好きだけど旅に行こうとまでは思わない。計画して、宿を予約して、旅休暇のために仕事を前倒しに終わらせて…って考えると、『やることがありすぎて大変だからいいや』っていうのもあるけれども。

 いや、今『1人旅はしないのか?』って聞かれて初めて気づいたけど、そもそも『1人旅に行きたい』と思ったことすらないかもしれない。元からそこに対するモチベーションが欠如しているのかも。

 けど誰かに旅行に誘われて行くのは全然構わない。その日に照準を合わせて仕事も終わらせるし。計画するエネルギーがそもそも湧いてこないけど、旅行自体が嫌いなわけではないので、誰かが音頭を取ってくれるのであれば喜んでそれに乗っかる、という感じかな」(Fさん)

「旅行も1人で過ごすのも好き」と話したEさん、Fさんだったが、ともに余暇の過ごし方に「1人旅」というオプションが最初から入っていない。筆者もそのクチであるから、ご同様の諸氏は案外多いのではあるまいか。

 それぞれの理由として挙げられたものには、1人旅を楽しむ人たちが「単身が身軽」「冒険的ワクワク感が味わえる」「誰かに気を使わなくて済む」、一方、1人旅をしない人たちは「家族に申し訳ない」「計画するだけのモチベーションが持てない」などがあった。

 以前『「出張」するオジサンの密かな楽しみ、新幹線の席取りから夜の街まで』という記事がダイヤモンド・オンラインで掲載されヒットしたが、“1人旅はしない”派の世のおじさんたちも実は単身出張の折などに憂さを晴らしているのかもしれない。