東京に無理して住んでいないか?離島に移住して蘇った定年退職者
都会で頑張っている会社員の皆さんは、都会の喧騒から離れ、離島を含む自然豊かなところに移住したいと思ったことがありますか?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

人生100年時代と言われる中で「老後資金は○○万円必要」「みんな○○万円貯めている」と焦り、貯蓄を目的にしていませんか?吹田朝子氏の著書『お金の流れをきれいにすれば100年人生は楽しめる!』からお金を無理なく賢く有意義に使うにはどうすればいいのか、今回は東京暮らしに疑問を抱いたAさん(58歳)が、自分らしい生き方を求めて身の丈に合った住まい探しの事例を紹介します。

 定年目前、すっかり老け込んでしまったAさんでしたが、心からいいと思えるところに移住したおかげで、自分が本当に望んでいた暮らしが実現し、元気を取り戻したようです。拠点選びを通じて、これからの生き方の目標を見つけ、その実現への方法を考えてみましょう。

無理して東京に
住んでいませんか?

 総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」(2018年)によると、2018年に転入超過、つまり「引っ越す人より引っ越してくる人のほうが多かった」都道府県はわずかに8つ。転入超過数が多い順に、東京、埼玉、神奈川、千葉、愛知、福岡、大阪、そして滋賀です。これらの都府県をみると、大都市圏へのアクセスが便利なところばかりです。

 この中でも、東京は断トツで転入超過数が多くなっています。その数7万9844人。2位の埼玉が2万4652人ですから、飛びぬけて多いことがわかると思います。

 果たして東京はそんなに住みやすいところなのでしょうか。

 大都市の東京。きらびやかに立ち並ぶ高層ビル、何不自由なくなんでもそろうショップ、縦横無尽に走る便利な交通インフラ……。地方からあこがれを抱いて上京してくる人々が絶えないのは今も昔も変わりません。