物流危機に負けないやさいバスの反響は大きく、全国各地から問い合わせが相次いでいる。今年はこの静岡モデルを、長野県や神奈川県横浜市でも展開する。

 農家が適正な利益を得られる流通変革。やさいバスの仕掛けは、誰でも農業がしやすくなるインフラづくりにも直結する。小さなベンチャーが日本の農業再興という壮大なテーマに挑んでいる。