30歳で年収1000万円に
年功序列で届いてしまう会社
今回の調査は、OpenWork登録者の傾向として大手企業で働く上位校出身者が多いこともあってか、全体的に高い年収になっているのが特徴です。
また、トップ30の傾向として入試難易度や偏差値とも相関がみられる結果となりました。国公立大はトップ30内に18校で、東阪名の経済圏に拠点を置く大学が多くを占めています。
では、30歳で高い年収を得られるのはどのような業界なのでしょうか。OpenWork登録者のクチコミからわかる、30歳になると年功序列で1000万円に到達する業界が、総合商社、銀行、保険会社です。以下で、クチコミを見てみましょう。
「30歳 担当職、役職なし 年収1000万円。主に年功序列。海外勤務経験有無は給与に関わる。住宅費は地方の方が優遇される傾向にある。ベースアップは大きい」(三井物産・女性)
「新卒入社7年目、30歳、営業課長、年収1000万円。賞与は給与に準ずるものに、個人業績、所属する組織の業績、会社業績に準ずるものが加算される」(三菱商事・男性)
「30歳課長代理で約1000万円に到達する。ただし課長代理に上がれなかった場合(2割ほどいる)は800万円程度でストップする。」(東京海上火災保険・男性)
「30歳で年収950万円から1000万円。年功序列が基本だが、最近ボーナスのボラティリティが大きい。30%程度の差は業績次第でつくイメージ」(みずほ銀行・男性)