他政党と手を組む大前提は
政策実現の志を同じくすること

――既存政党と手を組む考えはないのですか?

 事前にどこかの党と手を組むということは考えておりません。大阪、日本の停滞を憂い、打破する政策に賛同してくれる方ならば、どなたとも手を組みます。政策を実現させるという志を同じくすることが大前提です。

――その政策が維新八策ですね。春に発表された維新八策案には、首相公選制や一院制などが掲げられ、憲法改正要件の緩和なども注目されました。

 7月7日の維新政治塾で、(改訂版の)維新八策をテキストとして出します。生活保護制度の改革案も盛り込まれています。受給の有期制(一定期間後に審査する)や現物支給、積立金制度などの導入です。本当に困っている方は徹底的に支えます。そのためにも、支える側の人を増やしていかないといけません。

――なるほど。

「貧しくなってしまった大阪を何とかしたい」というのが、僕らの原点です。本当に困っている方は、徹底的に助けます。手を差し伸べます。セーフティネットをしっかりつくります。ですから、安心してチャレンジしてください、切磋琢磨して支える側に回って下さいというのが、僕らの基本的な考え方です。自立した個人と地域、そして、国家の実現が維新の目指すものです。

 逆に、「たかり」のようなことは排除します。非効率な部分も淘汰していきます。日本は生産性の低いものを抱える仕組みになっています。これらを突破しない限り、日本の成長はあり得ません。これを「既得権益と闘う成長戦略」と言っています。

――それはどういうことですか?

 福祉や医療、介護や農業、環境などが、これから成長すると目されている分野です。ところが、こういう分野ほど様々な規制がなされているのです。そうした規制を壊さない限り、日本は再浮上できません。