インターネット上のプロフィールは永遠に生き続けるが、人間には確実に死が訪れる。何億というアカウントを抱える大手ソーシャルメディアは亡くなったユーザーのデジタル遺産への対応を進めている。こうした企業はアクティブユーザー数で成功の度合いを測ることが多く、遺族ら残された人たちの希望を尊重しつつも、サイトがデジタル墓場と化して他のユーザーがぎょっとするようなことがないようにしなければならないこともある。多くのプラットフォームはユーザーの死亡が通知されればアカウントを削除するとポリシーとして定めている。故人のアカウントを削除するには通常、親族が死亡診断書や死亡広告へのリンクなどの証明を提出しなければならない。ただ故人を追悼する手段としてプロフィールを残したいと考える親族は多い。
死後のSNSアカウント、増える「追悼」機能
リンクトインも追悼プロフィール開発中
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