【ビアリッツ(フランス)】ドナルド・トランプ米大統領は主要7カ国(G7)首脳会議最終日の26日、中国との貿易摩擦の緩和に努めるとともに、貿易戦争に歯止めをかけるよう他国の首脳から圧力がかかる中、歩み寄りの姿勢を示した。  トランプ氏はG7首脳会議の閉幕にあたりエマニュエル・マクロン仏大統領と共同会見に臨んだ。マクロン氏は「彼(ロウハニ氏)がトランプ氏と会えば、合意が得られるだろう」として、新たな核合意に道を開く可能性があるとの認識を表明。向こう数週間に2人が会談することに期待を示した。