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NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3キャリアで約90%のシェアを占める携帯電話市場。総務省は「第4の事業者」楽天を巻き込んで、その牙城を突き崩しに掛かった。特集「携帯激震!総務省vsキャリア3社」(全5回)では、業界の新たな構造を解き明かす。(ダイヤモンド編集部 村井令二)

総務省、大手3キャリア寡占の牙城に照準

 2018年夏に菅義偉官房長官が「携帯電話料金は4割引き下げる余地がある」と発言し、携帯電話業界に激震が走ってから1年余り。政府は法律改正を断行してまで競争促進・料金値下げの旗を振ったが、大手3キャリアの寡占の構図は崩れない。

 だが、攻防の本番はこれからだ。過去10年の因縁の対立は、10月1日に施行した携帯電話の新ルールの下で、さらに激化する。

 強硬姿勢を強める総務省を軸に、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3キャリアに加え、「第4の事業者」楽天を巻き込んだ業界の新たな構図を解き明かす。

 初回配信は10月15日(火)。最終回配信の10月19日(土)まで全5回連載を予定。

#01 10月15日(火)配信
iPhone11発売で「携帯料金値下げ」不発が露呈、舞台は第2ラウンドへ

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 米アップルのiPhoneへの資金の流れを断ち切れ――。総務省が法律改正に踏み込んで、携帯電話の「通信と端末の完全分離」を強行した。最初の料金値下げバトルは不発に終わったが、総務省vs大手3キャリアの攻防は第2幕に入る。

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#02 10月16日(水)配信
楽天の携帯参入つまずきで暗雲、総務省の悲願「4社で値下げ競争」

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 大手3キャリアの寡占の構図が続くのは、楽天が新規参入に失敗したことが大きい。「世界初の仮想化ネットワーク」で通信業界に殴り込みをかけるという理想は、基地局整備という現実の課題に足をすくわれた。総務省が悲願とする「4社競争体制」の実現は宙に浮く。

>>10月16日(水)配信

#03 10月17日(木)配信
ソフトバンク孫正義氏が携帯料金高止まりの「犯人」といえる理由

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 ソフトバンク創業者の孫正義氏が巻き起こした合従連衡の結果、大手3キャリアの寡占の構図は固まった。果たして4社競争体制は根付くのか。歴史から解き明かす。

>>10月17日(木)配信

#04 10月18日(金)配信
「携帯料金は本当に下がる?」5分で分かる図解・携帯電話の新ルール

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 政府は10月1日に改正電気通信事業法を施行して、携帯電話の販売ルールが法律で規制されることになった。その目玉は「通信と端末の完全分離」。私たちの携帯電話の料金はどうなるのだろうか?

>>10月18日(金)配信

#05 10月19日(土)配信
高市総務大臣「携帯料金は下がっていく」3社寡占問題に切り込む!

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 改正電気通信事業法の施行後、高市早苗総務相が初めてメディアのインタビューに登場。今のところ携帯各社の料金に変化はないものの、「料金は下がっていくと思う」と語る総務相が、携帯キャリアの3社寡占問題に切り込んだ。通信と端末の完全分離で懸念される第5世代移動通信システム(5G)端末の高騰問題への見解も。

>>10月19日(土)配信

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