グリーンラッシュがやってくる#1
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大麻といえば、日本では覚醒剤に並ぶ違法薬物の代名詞だ。しかし海外では、医薬品をはじめ食品や日用品など幅広い分野で、鎮痛作用などを伴う大麻由来成分を含んだ製品の販売が拡大している。そして実は、日本にもその波「グリーンラッシュ」は来ているのだ――。特集「グリーンラッシュがやってくる」(全4回)の#1は、海外の大麻産業の現状をお伝えする。(ダイヤモンド編集部 相馬留美)

大麻由来成分「CBD」が
楽天でも買える?

楽天市場やヤフーショッピング!にずらりと並ぶ大麻由来商品
Yahoo!ショッピング(上)や楽天市場(下)にずらりと並ぶ大麻由来商品

「高濃度CBDオイル」「フルスペクトラムCBD」――。楽天市場やYahoo!ショッピングで「CBD」の名前を付けた商品が日常的に売られている。

 何の変哲もないオイルなどに見えるが、このCBDとは正式名称をカンナビジオールといい、実は大麻から抽出された成分だ。つまり「大麻製品」なのである。

 大麻といえば、日本では覚醒剤に並ぶ違法薬物だ。なぜそんなものに由来する製品が堂々と販売されているのだろうか。

 その理由は、大麻の含有成分にある。

 大麻には、ハイになる成分以外にもさまざまな成分が含まれているのだ(詳しくは11月12日〈火〉配信の特集第2回「大麻が含む夢の成分『CBD』の効果とは?気になる法制度も解説」で解説する)。