米経済は2月に就業者数が27万3000人増加し、失業率は3.6%から3.5%に低下した。最大の問題次に何が起きるかだ。次に何が起きるかといえば、新型コロナウイルス感染拡大による労働市場への打撃がどれほど大きいかを理解し始めるだろう。経済は減速を回避できるのか、あるいはリセッション(景気後退)に陥るのか、ここから先の足取りにとって、ウイルスの打撃の大きさは非常に重要な意味を持つ。労働省では、給与期間中に実施された調査に基づいて就業者数や失業率を算出する。今回の調査では2月12日も含まれる。当時、米国株はまだ過去最高値更新を続けており、企業は新型ウイルスが事業活動に与える影響がどの程度深刻になるかをまだ把握していなかった。