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20年後の未来に、医者という職業はこれまでと同様、世の中に必要とされているのだろうか。特集『コロナで激変!医師・最新序列』(全12回)の#5では、医師限定の会員制コミュニティーサイトを運営するメドピアの協力を得て、医師3300人にこれから求められる医師、淘汰される医師、生活への不安などを大調査した。その意外な結果とは。(ダイヤモンド編集部 野村聖子)

「週刊ダイヤモンド」2020年6月27日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

人口減とテックの脅威が迫る“最高資格”の20年後を大予想

 これから医学部を目指す若者が、医師として一番脂が乗る頃、20年後の未来に、医者という職業はこれまでと同様、世の中に必要とされているだろうか。

 医師限定の会員制コミュニティーサイトを運営するメドピアの協力で、医師を対象に20年後の医師需要に関するアンケートを行ったところ、4割超が、今よりも医師需要が減少すると回答した。

 また、診療科別の需要の増減についての結果が、下図だ。

 需要増加予想ランキングの上位に挙がったのは、内科系や老年病科。来る高齢社会でのニーズのほか、「AI(人工知能)に代替されにくい」という意見も多かった。

 メドピア社長で医師の石見陽氏は「診断領域では、すでにAIが現実になろうとしている」と指摘。今後、「診断や治療はある程度AIやロボットなどの先端技術の助けを借りつつも、医師は患者に寄り添うコンサルティング的なサービスに力を注ぐことになるだろう」と話す。