1 伸びをして顔や手をほぐす
鏡の前に立ち、力を入れて大きく伸びをし、大あくび。最後に力を抜く。
2 呼吸を整える
深呼吸を、はじめは同じリズムでリズミカルに、しだいに吐く息に神経を集中させ、鼻から深く息を吸い込み、軽く目を閉じ、ゆっくり深く長く、口から吐く。
3 呼吸に手の動きをつける
息を吐く時には、手のひらをパー(リラックス)にしながら、からだの前に持っていく(「お手を拝借」の形)。吸う時は、手をグーの形(緊張)にしながら胸の前に。吐く息に意識を集中させます。
4 「イ」の言葉を声に出す
相手と(鏡の中の自分と)アイコンタクトをとり、息を合わせながら語尾が「イ」の言葉を声に出す。息を吐くとき、感情を込めて発声し、テンションを上げていく。
「ラッキー、ラッキー、ラッキー」、「大好きー、大好きー、大好きー」など。
研修のなかで「ハッピー体操」をやったあとは、みんな子どものようにワイワイ、ぺちゃくちゃ、非常におしゃべりが多くなります。
僕から見ると、心が固い殻に覆われていた大人たちが殻から一気に飛び出して、小学校低学年の子どもにタイムスリップした感じに映ります。もちろん、どの人もとてもナチュラルな笑顔になっています。
実は、体操直後のテンションは、ちょっと高すぎるのですが、すこし時間がたつとほどよく落ち着いてきます。