3日で絶対#ビジネス英語その2
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TOEICのスコアをキャリアアップの条件にする企業は多い。もし会社などから一定のスコアを課された場合、どうすれば短期間で効率的にスコアを上げることができるのか。ポイントは「語彙力」だ。「語彙力」でつまずくTOEIC受験者は数知れないが、逆に「語彙力」を味方に付ければ怖いものはない。特集『夏だ!スキルだ!3日で絶対!習得シリーズ 2020』(全30回)の【ビジネス英語その1】は、TOEICで40回超の満点を取った古澤弘美氏が、TOEIC受験者が知っておくべき必勝ボキャブラリー150と、語彙から見たTOEICの傾向と対策を伝授する。

「週刊ダイヤモンド」2015年4月4日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値などの情報は雑誌掲載時のもの

TOEICでは細かく
正確な情報収集が求められる

古澤弘美
古澤弘美(ふるさわ・ひろみ)/大阪・梅田でTOEIC専門塾「英語屋」を主宰。TOEICで990点満点獲得は40回超。英マンチェスター大学大学院で学んだ英語教授法の専門スキルと大手メーカー、監査法人勤務で培ったビジネス英語の知識をオリジナルのカリキュラムと教材に反映させている。

 語彙でつまずいて、TOEICの点数が上がらない人をたくさん見てきましたが、「覚えられない」「面白くない」と逃げている人は、腹をくくって取り組みましょう。語彙が乏しくては、どのパートでも必ず伸び悩みます。

 特に問題なのは、単語が苦手だと意識しておらず「なんとなく分かっていればいい」と勘違いしている人です。確かに英文を読む際、文脈からある程度想像しながら読み進めるのは大事なことです。しかし、TOEICでは細かく正確な情報収集が求められますので、想像力に頼っていては限界がありますし、速読も困難です。なんとなく意味が分かる単語というのは実は危険な落とし穴なのです。

 心当たりのある人は、語彙学習に対する意識改革が必要です。