3日で絶対#マイクロコピーその3
Photo:SOPA Images/gettyimages

「マイクロコピー」とは、「非常に細かい箇所に使われるコピー」のことだ。多くの人がスマホを活用するようになった現代において、幾つもの有名企業が取り入れるなど、マイクロコピーの重要性に注目が集まっている。特集『夏だ!スキルだ!3日で絶対!習得シリーズ 2020』(全30回)の「売れる秘訣はたったの2文字!マイクロコピー入門」(全3回)3日目は、実践編として、企業はどのように自社サービスにマイクロコピーを取り入れているのか企業の実例を見ながら、そのノウハウを応用する力を身に付ける。

筆者:山本琢磨 (やまもと・たくま)
オレコン代表取締役。1978年生まれ、京都府出身。
デジタルマーケター、グロースハッカー。これまでにWebデザイン、マイクロコピー、トラストフォーマットなど、WebページのA/Bテストやデータ分析に裏付けられた改善方法で、2044社以上の企業にコンサルティングを実施している。著書に『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー』(秀和システム)など。

NETFLIXはマイクロコピーの
威力に気付いていた

 今回は、さまざまな企業のマイクロコピーの事例を紹介しよう。世界市場で急成長を続ける企業の実例から学び取ることで、マイクロコピーの応用力が身に付くはずだ。

 まずはNETFLIX。動画配信サービスにおいて、日本市場、世界市場、どちらもシェア1位(2019年)を誇っている。

 オリジナルコンテンツへの投資、独自のポジショニングの確立など、多くの成長要因があるが、会員数増加の最大の要因は、ユーザーインターフェイス(UI)の絶え間ない改善にあるといわれている。つまり、客がサービスを訪れ、有料会員となり、使い続けるための導線や使いやすさ、操作性が非常に優れており、これらを常に改善し続けているのである。その中で大きな役割を果たしているのがマイクロコピーだ。

 彼らは、マイクロコピーの改善が売り上げに大きなインパクトを与えることを知っており、早くからマイクロコピーに注目してきた。