セグメント/バリューチェーンを分ける
パラメータ(変数)や要因は何か?
多くのスタートアップが「初期市場の選択」で躓(つまず)いてしまっている。
また、たとえ初期市場の選択が正しかったとしても、スケールするストーリーを描けないでいる。その2つを解消する示唆を与えてくれるフレームワークになっており、大いに活用してほしい。
以下の図表をもとに、具体的な手順を説明しよう。
最初に、ターゲットとなる市場をセグメントとバリューチェーン(B2Cの場合はカスタマーの活動)で要素分解する。
縦軸の市場セグメントは大セグメント、中セグメント、小セグメントに分けて書くのが有効だ(WHO/WHAT/WHERE/WHENで分けていく)。
横軸のバリューチェーンは、その過程で生じる活動について書いていく。
「セグメント/バリューチェーンを分けるパラメータ(変数)や要因は何か?」
これに、起業家は答える必要がある。顧客のインサイト(本音)を知っていなければこうしたセグメントに分けることはできない。