不動産の呪縛#予告編Photo:Az Jackson/gettyimages

景気が沈めば不動産は逆回転するのが常。ただし、今は単純な下降局面ではない。コロナ禍によって想定外の規模とスピードで需要が落ち込み、ホテルや商業施設が窮地に陥った。各プレーヤーは、従来のセオリーが通じない局面でどんな決断をするのか。特集『不動産の呪縛』は、11月2日(月)からスタート。窮地で下す決断の内幕に迫る。

#1 11月2日(月)配信
アパホテルのフランチャイズが「身売り」、躍進企業の異変の真相【スクープ】

不動産の呪縛#1Photo by Kosuke Oneda

 アパホテルのフランチャイズチェーン(FC)がホテルを売りに出していることが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。大型ホテルチェーンで最も勢いを見せてきたアパホテルで今、FCに異変が起こっている。

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#2 11月3日(火)配信
アパホテル・元谷代表が語り尽くす「FCの身売り話と今後の買収計画」

不動産の呪縛#2Photo by K.O.

 アパホテルのフランチャイズチェーンの身売り話から、これからの買収計画まで、アパグループの元谷外志雄代表が語り尽くした。コロナ禍でホテルが軒並み窮地に陥る局面で、これまでの急拡大戦略は変わるのか否か。

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#3 11月4日(水)配信
アパが「1泊2500円」キャンペーンをやっても黒字を確保できるカラクリ

不動産の呪縛#3Photo by K.O.

 素泊まり1泊2500円。新型コロナウイルスの感染拡大でホテル業界が苦しむ中、アパホテルは激安キャンペーンに打って出た。それでも「赤字にはならない」と言う元谷外志雄・アパグループ代表。非常時の2020年も黒字を確保するカラクリに迫った。

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#4 11月5日(木)配信
西武が鉄道収入激減でも埼玉・所沢の大開発を「止められない」事情

不動産の呪縛#4Photo by Masami Usui

 西武鉄道を擁する西武グループは9月、埼玉県の所沢駅東口で駅ビルを全面開業した。開発はこれで終わらない。次は広大な敷地が広がる駅西口だ。西武グループには、苦境に立ちながらも所沢での開発を「止められない」事情があった。

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#5 11月6日(金)配信
西武グループ大赤字でも「新プリンスホテル100店」拡大路線の危険度

不動産の呪縛#5Photo by M.U.

 過去最悪となる630億円の最終赤字を見込む西武ホールディングス。資本増強の必要性に迫られ、子会社が優先株による出資を受ける調整が進んでいる。その一方で、プリンスホテルの新業態1号店を開業し、全国で100店を展開する計画を掲げた。

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#6 11月7日(土)配信
西武HD総帥、コロナ禍中の駅ビル開業を「タイミング良かった」の真意

不動産の呪縛#6Photo by M.U.

 不動産市場ではとりわけ商業施設やホテルが冷え込んでいる。が、西武ホールディングスの後藤高志社長は、9月に所沢駅で商業施設を全面開業したのは「タイミングとしては良かった」と言ってのけ、プリンスホテルの新ブランドの全国展開も進める。

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12月7日(月)配信
ウィーワークの致命的問題、日本が「オフィス分散化」しても稼げない理由

不動産の呪縛#7Photo by M.U.

「オフィス分散化」が盛り上がり、シェアオフィス市場への参入が増えている。しかし、2018年に日本へ上陸したウィーワークは、この波に乗って稼ぐには致命的な問題を抱える。それは、リモートワークが増えても、オフィスの移転や縮小を実行できない大企業の悩ましい事情に通じている。ウィーワークや大企業を苦しめる「呪縛」に迫る。

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12月8日(火)配信
ウィーワーク「最大半額」値下げでもハード・ソフト両面で瀬戸際な理由

不動産の呪縛#8Photo by M.U.

 シェアオフィスを国内で展開するウィーワーク・ジャパンは、12月から共有オフィスエリアの利用料金を大幅値下げした。不動産市場がタイトだった近年にビルオーナーと矢継ぎ早に高い賃料契約を結んでしまったにもかかわらず、料金を値下げする戦略は自分の首を絞めるものにならないのか。ウィーワークが打ち出した新たな日本戦略を追う。

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12月9日(水)配信
ウィーワーク日本トップ直撃!高額家賃を負う一方で利用料は値下げの事情

不動産の呪縛#9Photo by M.U.

 シェアオフィスを国内で展開するウィーワーク・ジャパンは、不動産市場がタイトな時期に高い賃料契約を長期に結んで苦しんでいるはずなのに、この12月に料金を値下げする策に打って出た。その真意を佐々木一之最高経営責任者、高橋正巳最高戦略責任者が明かす。

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12月10日(木)配信
不動産「経営危険度」3指標ランキング【上場&非上場会社・完全網羅版】

不動産の呪縛#10Photo:Tatsuo Suzuki/EyeEm/gettyimages

 景気が沈めば不動産市場は逆回転する。力尽きる不動産会社はどこなのか。非上場を含む不動産会社の自己資本比率、売上高利益率、売上高増減率をランキングし、「経営危険度」に迫った。

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Key Visual by Noriyo Shinoda

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