フェイスブックとツイッターがプラットフォーム上のコンテンツ取り締まりに一段と積極的な姿勢を示すようになったことを受けて、両ソーシャルメディア(SNS)に保守派の著名人が反撃に出ている。彼らの決まり文句は「『パーラー』で私をフォローして」だ。パーラーは2018年に立ち上げられたリバタリアン(自由至上主義者)寄りのSNSで、グーグルと分析会社アップアニーのデータによると、先週はアンドロイドとアップル端末でおおむね最もダウンロードされたアプリとなっている。パーラーを主導する人たちが思い描いているのは、シリコンバレーの巨大SNSに取って代わる言論の自由を重視したプラットフォームだ。そのバックには資金豊富な投資家も付いている。事情に詳しい複数の関係者によると、ヘッジファンド投資家ロバート・マーサー氏の娘、レベッカ・マーサー氏も資金支援者の1人に名を連ねている。マーサー親子はこれまで多くの保守派のプロジェクトに出資している。
新興SNS「パーラー」、保守派の反撃で急成長
「言論の自由」を標ぼうし、巨大プラットフォームに対抗 保守派著名人が支援
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