米ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は20日、今月3日の大統領選で同州を制したのは民主党候補のジョー・バイデン前副大統領だと認定した。同長官は州議会議事堂で、手作業による再集計の結果が正しいとし、「民意を反映した数字だ」と述べた。民主党の大統領候補がジョージア州を制したのは、1992年のビル・クリントン氏以来28年ぶり。ラッフェンスパーガー氏の事務所によると、ドナルド・トランプ大統領は24日まで機械での再集計を求めることができる。ジョージア州法では得票率の差が0.5%未満であれば、再集計を要求できる。トランプ氏の場合も0.5%未満だ。週明け23日にはミシガン、ペンシルベニアの両州が選挙結果を認定する予定。ネバダ州は24日までに結果を確定する必要がある。