総予測2021#25
Photo by Yasuo Katatae

生命保険各社は、コロナによって以前のように顧客を訪問して営業することができなくなった。21年は新たな営業体制の確立に加え、第一生命の不祥事の影響でガバナンス強化も求められることになりそうだ。特集『総予測2021』(全79回)の#25では、生命保険業界の21年を予測する。(ダイヤモンド編集部 片田江康男)

「週刊ダイヤモンド」2020年12月26日・2021年1月2日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は原則、雑誌掲載時のもの。

コロナ禍でも業績は安定
ただ中長期的課題は浮上

 生命保険会社は、コロナ禍で大きな影響を受けた製造業などの他産業と比べ、2020年は業績においては平穏な一年だった。日系大手生保は1000万件超の契約を保有しており、そこから安定的に保険料収入を得られるからだ。

 ただし、中長期的に取り組むべき2つの課題は浮上した。その2つの課題とは何なのか。