組織で活躍できるように導く
オンボーディングプログラム「4つの柱」

 人事戦略とタレントマネジメントの一環として新入社員オンボーディングを捉えた時、その大きな柱は以下の4つと捉えられています。

1. 企業文化に精通すること
2. 組織での人とのネットワークや相互関係の構築
3. 早期のキャリアサポート
4. 戦略の熟知・理解と方向性の確認

 このオンボーディングプログラムにおけるもう一つの重要な視点が「オンボーディングからインボーディングへ」というコンセプトです。つまり、新入社員が組織の一員として活躍できるように導き、サポートするプロセスとして捉える視点です。それには、全体プログラムを運営する人事と、職場での実践スキルやパフォーマンス向上の支援やマネジメントを行う現場との密接な連携、プログラムの目的・プロセスの共有が重要となります。

 それぞれのステージで、人事や現場が何をしていかなければならないかをチェックリストにして確認してみましょう。