「高収入」「高ステータス」「安定」のイメージで高い人気を誇る医学部。国公立では、ほぼ東大理系並みの難易度の大学も少なくない。その医学部合格者数の上位校には、中高一貫校がずらりと並び、毎年の常連校も多い。特集『最強の中高一貫校&小学校・幼児教育』(全18回)の#10では、医学部に強い中高一貫校ランキング、そして常連校で行われている専門講座の気になる中身を大公開する。(ダイヤモンド編集部 竹田孝洋、野村聖子)
医学部実績は中高一貫校が圧倒
低偏差値なのに合格者を出す学校も
かつてのような過熱ぶりではないものの、依然難易度が高く狭き門の医学部。コロナ禍で過酷な医療現場の状況が連日報道されてもなお、2021年入試で倍率は大きく下がることはなく、根強い人気を示した。
そんな難関の医学部の合格者数ランキングで、圧倒的に強いのが中高一貫校だ。
やはり中学入試の時点で偏差値が高く、難関校と呼ばれる学校が多い一方、中には偏差値55未満でも難関校に匹敵するほどの合格者を出しているお値打ちな学校もある。
本記事では、中高一貫校の医学部合格者数上位ランキングに加え、ダイヤモンド編集部が今回独自に作成した、医学部“高レバレッジ”中高一貫校ランキングを大公開する。