4タイプのどれにも当てはまらなかった人は……

 上記四つのタイプに当てはまらなかった、という方におすすめしたいのは、現在、もしくはこれまでに試した運動のログをつけること。「運動の種類」に加え「時間帯」を書いておくと、どんな運動や時間帯だと続けやすいのかが把握できますし、それをスケジュール表と合わせると、「どんな日にはできて、どんな日だとできないのか」も分かるようになってきます。そうすると、「いつもできない」わけではないことが明確になりますし、「できる日」だけはしようと決めてしまえば、できなかった日に自己嫌悪に陥ることもなくなります。

 私も過去にこうしたログを実際につけてみたのですが、「気持ちを落ち着かせたいときには、ヨガが多くなる」「ストレスが多いようなときには、たけまりさんの動画が多くなる」「モチベーションが高いときには、ビリーズブートキャンプが多くなる」(笑)など、ひとくちに運動といっても、その方法は気分によって左右されるんだな、ということを感じました。また、先述した時間に関しても、20分から30分だと継続しやすいことが分かりました。

 そして最後に、どうしても「運動が続けられない!」という場合。わたしからの質問は「ちゃんと食べていますか?」ということです。運動をするために必要な気力も体力も、必要な栄養がとれていてこそ、です。しっかり食べて、しっかり動く。そんな好循環を作っていきましょう。

(栄養士・食事カウンセラー 笠井奈津子)