活動量計の選び方

 活動量計を選ぶときに、チェックしておきたいポイントを解説します。

1.タイプ別に必要な機能を見極める
 高機能であればさまざまなことができますが、多機能であればあるほど、大型化&重くなり価格も高くなります。以下を参考に、自分に合ったものを選んでください。

 クリップ/ポケット型(活動量計)
 クリップ/ポケット型とは、クリップで衣服につけたり、ポケットに入れて使用するタイプです。このタイプを活動量計と呼んでいます。身体に密着しない構造のため、脈拍を計測することはできませんが、価格が手頃で万歩計からのステップアップに最適です。

 心拍数や呼吸計測・睡眠モニタリング機能が不要で、歩行と消費カロリー機能だけでOKな方や、デジタルデバイスを腕に巻くのが苦手な方に向いています。

 リストバンド型
 リストバンド型とは手首に巻いて使うタイプの活動量計で、液晶を搭載していないブレスレットのようなものから、液晶付きのコンパクトな腕時計ほどのサイズの製品までバリエーションが豊富です。

 心拍数や呼吸計測・睡眠モニタリング機能が必要な方、またスマホと連携させることが可能なので、できるだけ軽い製品を求める方に向いていると言えます。

 スマートウォッチ統合型
 アップルウォッチ(Apple Watch)に代表される、スマートウォッチに活動量計の機能を組み込んだタイプです。スマホと連動させたり、アプリを使ったり、電子マネーが使える製品もあります。

 電子マネーや音楽プレイヤー機能など、スマートウォッチにしかない機能を使いたい方に向いています。

2.電池やバッテリーの持ち・充電時間をチェック
 活動量計は毎日持ち歩いたり、腕につけたりして使うものなので、電池が長持ちするタイプの方が便利です。特に睡眠モニタリング機能を使用する場合、睡眠中に充電することができないので充電の速さも重要になります。買ってから後悔しないためにも、ここでチェックしましょう。

3.防水性能をチェック
 多くの活動量計は汗や雨に耐える生活防水になっています。しかし、プールや海で泳ぐときや、お風呂にも付けたまま入りたいのであれば、防水性能もチェックしましょう。