ひろゆきがコッソリ明かす「説明がめちゃくちゃ上達するコツ」ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
20万部を突破したベストセラー1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。

「説明力」に自信がついたワケ

――ひろゆきさんは「説明上手」と言われることが多いですよね?

ひろゆき氏:昔はめちゃくちゃ下手でしたよ(笑)。彼女に麻雀の説明をするときに、その説明がわかりにくくて、しかも理解しないことを詰めてしまったので泣かせたこともあるくらいです。

 でも、あるときから説明に自信がついたんです。

――なぜですか?

ひろゆき氏:それは、「ボキャブラリーを減らしたから」です。減らしたというより、減ったからと言ったほうが正しいかもしれないですが。

 たとえば、麻雀の説明をするときに、以前は平気で専門用語を使っていたんですが、専門用語を使わずに、他のゲームのたとえとか、相手が知っている単語だけで説明をするとか、とにかくボキャブラリーを少なく説明するようにしたんです。そうしたら、多くの人に伝わりやくすなりました。

――意識してやってるんですか?

ひろゆき氏:僕の場合は、パリに住んでいることで、徐々に日本語の語彙力が落ちていることが要因でしょうね。ずっと日本に住んで、プログラマやエンジニアに囲まれたまま生活していたら、今頃、ITやコンピュータの専門用語ばかりで話をする人になっていたはずです。だって、そのほうがコミュニケーションコストが低いですから。

 それが、そういう環境から離れたことで、小・中学生が使うような言葉しか頭の中に残っていないんですよ。だから、最新のゲームをしたり、IT知識を得たとしても、他人に対しては今覚えている簡単な言葉で置き換えるクセがつきました。

「説明力」を上げる練習

――説明が苦手な人にはどんな方法がおすすめですか

ひろゆき氏:昔、テレビの企画で「カタカナ禁止」とか「英語禁止」とかのルールを作って、会話をするような番組がありましたよね。それをやってみるといいと思います。

 そうすると、日常で使っている言葉でも、「『アジェンダ』ってどう説明しよう?」「『KPI』をどのように伝えよう?」と、一瞬、頭の中で考えると思います。そこで立ち止まってグルグル考えてみる行為こそが、説明力を上げる訓練です。

 いきなり会話で難しいなら、まずは文章で書いてみたらよいのではないでしょうか。

――つい、難しい言葉を使っちゃいますよね。

ひろゆき氏:相手の知識レベルを判断するのが先だと思うんです。もし、相手も難しい言葉をそのまま使う人なら、自分もそれに合わせていける人こそが、本当に頭のいい人でしょう。そして、相手が小学生や受験生だったり、新入社員だったりするときに、レベルを落として即座に会話できる。そういうコントロールができるかどうかですね。

 ほら、自分がやっている仕事の内容を、親とか恋人とか友人に説明するのって、すごく疲れるじゃないですか。疲れるということは、鍛えられているということです。ただ、一度でもわかりやすく説明できた自信がつくと、2回目以降は同じ要領で話すことが可能になるので、最初の負荷は乗り越えておくといいと思いますよ。

 ちなみに、YouTubeやメディアで大勢に向けて話すときは、相手が「中学生だ」と思って話すようにしています。