韓国のサムスン電子はメモリーチップで利益を上げている。このブームは永遠には続かないかもしれないが、同社は技術的にトップの座にあり、低迷期もうまく乗り切れるはずだ。スマートフォンとメモリーチップの世界最大手メーカーであるサムスンは29日、4-6月期(第2四半期)の営業利益が前年同期比54%増加し、2018年以来の高水準になったと発表した。昨年の比較値は低水準だが、営業利益は前四半期比でも34%増加している。サムスンのディスプレー部門における単発の利益――恐らくアップルから保証されていた支払い――も寄与した。ただ、利益の主なけん引役は半導体部門だった。半導体部門の営業利益は前四半期比で倍余りに増加した。
サムスン好調、半導体ブームの先は
投資家はメモリーチップ価格上昇の終わりを予想するが――
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