アスリートたちからも
「これはさすがに」「俺だったら泣く」の声

 アスリートたちもツイッター上で言及し始めた。中でも印象的だったのは、これまでオリンピックについてポジティブな発信を続けてきたフェンシング元日本代表の太田雄貴さんでさえ「ごめんなさい僕には理解できません」と苦言を呈したこと。

「ごめんなさい。これは流石に。。

 現場の空気や、お二人の関係値は分かりませんが。

 選手に対するリスペクトが欠けている上に、感染対策の観点からもセレモニーさえも自分自身やチームメイトでメダルをかけたりしたのに、『噛む』とは。ごめんなさい僕には理解できません。」(2021年8月4日のツイート

 これ以外にも、「俺だったら泣く」(柔道・高藤直寿選手)、「メダルってその選手の生き様ですよ」(競泳元日本代表・伊藤華英さん)など、現役、引退後にかかわらずアスリートたちが心境を発信した(8月4日時点)。

 ツイッター上では、一般のユーザーたちも次々にこの件に言及。大多数が批判だが、このような格好の“ネタ”があると盛り上がるのがツイッター。途中からは大喜利のような投稿も増えた。