米アイウェアメーカーのワービー・パーカーは先週、米証券取引委員会(SEC)に直接上場(ダイレクトリスティング)を申請した企業の仲間入りをした。この動きは、資金調達を必要としない企業にとって、直接上場という代替手段が有効であることを示している。ファイナンスを専門とするフロリダ大学のジェイ・リッター教授の分析によると、直接上場で米国の証券取引所に上場する企業はまだ比較的少ないが、平均パフォーマンスは、同時期のS&P500種および新規株式公開(IPO)銘柄で構成される主要指数を上回った。リッター教授はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、「直接上場を選んでいるグループは、とても質の高い企業のグループだという事実を反映している」と語った。
直接上場銘柄、これまでのところ成績は上々
ワービー・パーカーや他のIT企業の動き、ダイレクトリスティングの有効性示す
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