投資と貯金、偏りすぎずにバランスよく

 貯金に偏る人は、今の生活を守れるかもしれませんが、目標額の資産を作ることが難しい場合が多いでしょうし、投資に偏る人は、生活を守るお金をすぐに出せなかったり、現金を作るときには損失が出ないタイミングで売却することができない場合もあったりします。やはり、投資と貯金は偏ることなく、バランスよく持つべきなのです。

 個人投資家として強い投資をしている人は、収入はそこそこあっても、月の収支を見ないということはありません。支出をみてムダな支出は削り、より多くの投資原資を出そうとしますし、生活や家族を守るお金は現金でしっかりと持っています。

 お金は生きていくための道具です。どうするとたくさん持てて、必要なところに使っていけるのか。それを冷静に考えることも必要です。