JR東海のキハ11形ひたちなか海浜鉄道は2015年にJR東海のキハ11形を購入した(写真はすべて筆者撮影)

茨城県ひたちなか市の第三セクター、ひたちなか海浜鉄道の湊線は、勝田駅~阿字ヶ浦駅間14.3キロを結ぶ非電化ローカル線で、起点の勝田はJR東日本常磐線に接続している。2021年1月15日に阿字ヶ浦駅から、国立ひたちなか海浜公園西口付近まで3.1キロの延伸が正式に決まった。これまでの取り組みや延伸に向けた課題など、ひたちなか海浜鉄道の吉田千秋社長に聞いた。(レイルウェイ・ライター 岸田法眼)

利用客増加に向けた
数々の取り組み

 ひたちなか海浜鉄道は、ひたちなか市などが出資した第三セクター鉄道として、2008年4月1日より茨城交通湊線を引き継いだ。吉田社長の尽力もさることながら、沿線住民の永年存続に向けた協力なども相まって、利用客が増加。ホームに立つ駅名標をアート化して、明るいイメージを強調した。

 さらに、2014年10月1日に高田の鉄橋駅、2021年3月13日に美乃浜学園駅(3つの小学校と2つの中学校を統合した市立小中一貫校「美乃浜学園」の最寄り駅)が開業し、利便性が向上した。

ホームに立つ駅名標をアート化ホームに立つ駅名標をアート化