米フェイスブックは従業員に対し、内部のディスカッショングループの管理強化に乗り出す方針を示した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこれまでに、同社の元従業員、フランシス・ホーゲン氏が収集した資料に基づき、フェイスブックのプラットフォームが欠陥に満ちたもので、有害な結果を招く可能性があると報じている。フェイスブックは「ワークプレイス」と呼ばれる内部のメッセージシステムを利用し、スタッフ向けにオンラインのディスカッショングループを提供している。従業員らはアイデアを共有したり、協力し合ったりすることができる。だが、同社は12日の従業員向けメモで、プラットフォームの安全性や選挙の健全性に関するグループについては、内容を確認できる人数を制限すると伝えた。内部データへのアクセスが制限されることは先に米紙ニューヨーク・タイムズが報じている。
フェイスブック、社内討論グループの管理強化へ
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