KLCC公園
KLCC公園。ロックダウン中の8月中旬(写真上)と、クアラルンプール首都圏の往来が許可された9月中旬(写真下)KLCC公園。ロックダウン中の8月中旬(写真上)と、クアラルンプール首都圏の往来が許可された9月中旬(写真下)

 9月中旬にクアラルンプールと隣接するセランゴール州(Selangor)、行政新都市プトラジャヤ(Putrajaya)であれば、地域をまたぐ移動が許可されました。人口も多いエリア間での移動が可能となったため、人の流れが増えてきました。

 KLCC公園前の噴水池で知られるレイク・シンフォニー(Lake Symphony)の遊歩道広場エスプラネード(Esplanade)にも、家族連れやグループなどがピクニックなどをして、のんびりと過ごす日常が戻りつつあります。

■KLCC公園(KLCC Park)
・最寄り駅:ケラナジャヤ線(Kelana Jaya Line)KLCC駅下車徒歩3分
・営業時間:8:00~22:00
・参考URL:https://www.suriaklcc.com.my/attractions/esplanade-lake-symphony/

クアラルンプールの繁華街
ブキッ・ビッタンの今

10月になり交通量が増えてきたブキッ・ビンタン中心部の交差点10月になり交通量が増えてきたブキッ・ビンタン中心部の交差点
商業施設パビリオンの前の噴水広場では多くの人が集まり、賑やかさが戻ってきた商業施設パビリオンの前の噴水広場では多くの人が集まり、賑やかさが戻ってきた

 クアラルンプールの繁華街ブキッ・ビッタン(Bukit Bintang)界隈には、ショッピングや食事などを楽しむ人々の姿が増えてきました。ただし、警察がソーシャルディスタンスをとっているか、巡回して確認している姿も見かけました。

 ロックダウン中はフードデリバリーのバイクや商用車ばかりが目立っていて、人はほとんどいないような状況でしたが、10月に入りさまざまな社会活動が緩和されたため、交通量が増え周辺道路も渋滞しています。

 商業施設も営業時間も平常に戻りつつあります。しかし撤退や閉店してしまった店やテナントもありました。

 営業している店には入店するための行列ができています。国が定めたSOP(感染防止のための運用手段)に基づき、入場制限をかけているためです。そのため一部のレストランや美容院は予約のみとなっていました。

 ワクチン未接種の場合はスーパー、食料品店、薬局などのみの利用しかできません。必要不可欠な業種以外は、規定回数のワクチン接種を終えていないと許可されません。飲食店の入口ではコロナ追跡アプリに反映された「デジタルワクチン接種証明書」を提示する必要があります。

■パビリオンKL(Pavilion KL)
・最寄り駅:スンガイブローカジャン線(SBK Line)ブキッ・ビンタン駅(Bukit Bintang)下車徒歩3分
・営業時間:10:00~22:00
・URL:https://www.pavilion-kl.com/