行動制限緩和で観光が再開した
「バトゥ洞窟」

本来ならフォトスポットで自撮りする人があふれる階段前の広場には鳩が集まっていた本来ならフォトスポットで自撮りする人があふれる階段前の広場には鳩が集まっていた
階段の前にはソーシャルディスタンス厳守の目印が貼られている階段の前にはソーシャルディスタンス厳守の目印が貼られている
階段付近には観光客の食べ物や飲み物を狙う猿が出没するが、この日は姿がなかった階段付近には観光客の食べ物や飲み物を狙う猿が出没するが、この日は姿がなかった

 クアラルンプール観光でも屈指の人気を誇る観光スポットとして知られている「バトゥ洞窟(Batu Caves)」。移動が緩和されたことから、中に入れるようになりました。半日観光などで訪れる定番スポットであるため、コロナ禍以前には周辺道路に観光バスが停車していましたが、全く見かけません。またマレーシア最大級のヒンドゥー寺院のため、参拝客で参道も賑わっていましたが、私が訪れた10月9日は移動制限が緩和される直前でまだ閑散としています。

 ヒンドゥー寺院へ続く広場はムルガン像とカラフルな階段を背景にした写真が撮れるため、いわゆる「映えるスポット」だったのですが、観光客がいないためか鳩が集まっていました。

 周辺の参道にある土産物店、飲食店、参拝の時にお供えをする花を売る店などはすでに再開していて、人が戻ってくるのを待つばかりといった状況です。もちろん名物のココナッツジュース屋台も出ていました。

 10月11日には移動制限が緩和され、いよいよ国内観光も可能となりました。海外旅行が再開すれば、世界中の観光客であふれ、活気あるバトゥ洞窟(Batu Caves)が見られる日も近いかもしれません。

■バトゥ洞窟(Batu Caves)
・最寄り駅:KLセントラル駅(KL Sentral)からKTMセレンバン線(Seremban Line)で約30分。バトゥケーブス駅(Batu Caves)下車徒歩5分
・URL:https://selangor.travel/listing/batu-caves/
※セランゴール州公式サイト(英語)